小4の三之助はボードゲームが大好きで、特に将棋とオセロに夢中だ。
半年ほど前、長らく物置に眠っていた「マスター将棋」と「オセロ」を引っ張り出し、
「やりたい!」と言ってきた。
どちらも上の2人が小学生のころに「できると頭がよくなりそう」という
なんとも頭の悪そうな理由で買ったもので、
上の2人は、オセロは結構遊んだが、将棋にはあまりハマらなかった。
かくゆう私も将棋初心者なので、
「マスター将棋」で駒の動かし方と基本ルールを学ぶことからはじめた。
「マスター将棋」は、初心者には本当にありがたい。
すべての駒に動ける方向が書かれているので、すぐに駒の動かし方を覚えることができる。
はじめのころは角行や飛車であっさり王将(玉将)をとられて決着ということもあったが、
最近は1回の対局で40~50分かかることも増えてきた。
三之助と将棋を指すなかで、私は将棋に向いていないと実感することがたびたびある。
私は行き当たりばったりなタイプで、先を読むのが超苦手だ。
一方三之助は先を読むのが超得意。
なので、いちおう私が二、三手先を読んだつもりで駒を置くと
「そこに置いても意味ないよ」とバッサリ言われてしまうことも少なくない。
今のところ年の功で勝つことが多いものの、1年もしないうちに形勢は逆転しそうな勢いだ。
なお、他のボードゲームにも興味が出てきた三之助は「チェスもしたい」とのことで、
クリスマスには「マスターチェス」を購入予定である。
