4年生7月から入室テストの科目に理科・社会が加わります。
SAPIXのHPで試験範囲をざっくり把握したうえで対策しましょう。
試験範囲を知る方法はこちらをご覧ください。
※ここでは、4年生(新5年生)のテスト対策を取り上げています。
理科・社会の試験時間・満点
入室テストを受ける時期によって、試験時間が異なります。
4年生9月まで 25分・100点満点
4年生11月以降(新5年生) 30分・各100点満点
理科の傾向と対策
傾向
大問3~4で構成されています。
大問のうち1つは、植物または動物に関する出題です。
実験の問題もあります。
対策
植物、動物の問題は、テストを受験する季節に関する問題が出題されることがあります。
もし7月に受験するなら夏に咲く花、旬の野菜・果物、星座
1月なら旬の野菜・果物、星座、渡り鳥、冬眠
あたりを簡単にまとめておくといいでしょう。
動物は、昆虫について学習しておきましょう。体のつくり、卵、変態などが出題される可能性があります。
他の分野については、HPのカリキュラムを参考(首都圏はこちら)にポイントを絞って学習します。
例えば、7月にテストを受験するなら、植物・動物のほかに磁石、星座、燃焼が出る可能性があることがわかるので、これらを重点的に学習しましょう。
4年生のうちは用語を問う問題は少ないので、用語を覚えることにあまり時間を割かないようにしてください。
社会の傾向と対策
傾向
地図の見方、記号および日本の国土、産業、気候が出題されます。
対策
漢字の地名は漢字で書かなければなりません。以下の地名を漢字で書けるようにしておきましょう。
●47都道府県
●最北端、最南端、最東端、最西端の島の名前と都道府県。
●主な湖、川、山脈、半島、湾
主な自然地名を覚えるのが難しい場合、琵琶湖、信濃川、利根川だけは書けるようにしてください。
信濃川、利根川については、地図で流域や河口の位置を見ておいたほうがいいでしょう。
日本の位置と範囲(緯度と経度、特に東経135度がどこを通るか)、気候区分と雨温図、各都道府県の特徴も勉強しておきましょう。
新5年生のテストを受ける場合、産業は農業と水産業を学習しておきます。
おススメ問題集
この1冊があれば対策はバッチリ! という問題集はありません。
強いて挙げるなら、『白地図トレーニング帳―中学入試小4~6年生対象』(サピックス)は社会の地図記号、地名、雨温図の学習に役立つでしょう。
別にサピックスの白地図である必要はなく、お子さんにとって学習しやすい白地図で構いません。