PTA広報誌の編集後記文例集

編集後記とは、雑誌や書籍などを編集した人が書く「あとがき」のことです。
編集に携わった感想、編集の裏話、取材に協力してくださった方々へのお礼などを書きます。

ここでは、PTA広報誌の編集後記を書く際のポイントと文例をご紹介します。
文章を書くのが苦手でも大丈夫! ポイントを押さえれば、すぐ書けます。

編集後記は3段構成で書く

編集後記は

はじめの文章
メインの文章
結びの文章

の3段構成にすると、書きやすくなります。
以下、それぞれの文例を挙げます。

はじめの文章

「はじめの文章」には、簡単なあいさつや感謝の言葉を書きます。全体の文字数が100文字程度と短い場合、「はじめの文章」はなくても構いません。

『広報誌名○号』をお読みいただきありがとうございます。
『広報誌名○号』はいかがでしたか。
△△年度最初の広報誌『広報誌名○号』をお届けします。

時期によっては、冒頭に「ご入学・ご進級おめでとうございます」「明けましておめでとうございます」というあいさつを入れてもいいでしょう。

メインの文章

取材や編集の中で感じたこと、気づいたことなどを自由に書きましょう。編集後記の中で、書き手の個性を存分に発揮できる部分です。

教職員紹介

本年度最初の号は、毎年恒例の教職員紹介です。アンケートから先生方の意外な一面を垣間見ることができました。
本誌を通して、先生方の人柄と熱意をお伝えすることできたと自負しております。

運動会

今年度の運動会は、真夏のような暑さの中で開催されました。その暑さにも負けない白熱した真剣勝負の数々が繰り広げられましたね。誌面にはたくさんの写真を掲載し、当日の熱気と感動が蘇るような特集に仕上がったと思います。
今回写真撮影を担当しました。子どもたちの真剣な姿、仲間と力を合わせて頑張る姿にシャッターを切らずにはいられませんでした。気づいたら100枚以上撮っていて、写真を選ぶのに何時間もかかりました。

給食

今回は給食室で調理の様子を見学させていただくとともに、調理員の仕事内容、やりがいなどについてお話を伺いました。子どもたちが口にする給食が、安全性を考慮したうえで丁寧に心を込めて作られていることを実感しました。調理員の皆様、栄養士の先生、いつもありがとうございます!

PTA活動紹介

取材を通して、広報以外のPTA活動への理解を深めることができました。
今回紹介した以外にも、PTAはさまざまな活動を行っています。どれも子どもたちが楽しく学校生活を送れるようするための活動です。皆様もぜひご参加ください。

結びの文章

最後は、編集に協力してくださった方々へのお礼、読者へのひと言などで締めます。プライバシーや肖像権に関する文言を入れる場合もあります。

お礼の言葉

教職員の皆様には、年度初めのお忙しい中、アンケートにご協力いただきありがとうございました。
お忙しい中、取材にご協力いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。
ご協力いただいた皆様には、広報委員一同心より御礼申し上げます。
早いもので、今年度最後の発行となりました。こうして無事に発行できたのは、教職員、PTAの皆様のおかげです。ありがとうございました。

読者へのひと言

今年度の広報委員は未経験者ばかりですが、委員一同力を合わせて頑張ります。1年間よろしくお願いします。
楽しく読みやすい誌面作りを心がけ、広報委員一同全力で取り組みます。次号は●●月発行予定です。
広報委員一丸となって、皆様に喜んでいただける広報誌を作ってまいります。
広報誌をご覧いただき、ご家庭での話題の一つにしていただけたら幸いです。
本誌が学校での子どもたちの様子を知る一助となれば幸いです。
ご意見、ご感想がございましたら、ぜひ広報委員までお寄せください。
今後とも『○○(広報誌名)』へのご協力をよろしくお願いいたします。1年間ありがとうございました。

プライバシー・肖像権に関する文言

(尚、)本誌は個人情報保護に留意した誌面作りを心がけておりますが、各ご家庭におきましても、取り扱いに十分ご注意いただきますようお願いいたします。
(尚、)プライバシー、著作権、肖像権を考慮して作成しておりますが、お取り扱いにはご注意いただき、ご不要になった際にもご配慮願います。

文例

これまでご紹介した、はじめの文章、メインの文章、結びの文章をつなぎ合わせて、編集後記を書いてみます。

例1

『広報誌名○号』をお読みいただきありがとうございます。本年度最初の号は、毎年恒例の教職員紹介です。アンケートから先生方の意外な一面を垣間見ることができました。教職員の皆様には、年度初めのお忙しい中、アンケートにご協力いただきありがとうございました。広報委員は未経験者ばかりですが、委員一同力を合わせて頑張ります。1年間よろしくお願いします。

例2

『広報誌名○号』はいかがでしたか。今回は給食室で調理の様子を見学させていただくとともに、調理員の仕事内容、やりがいなどについてお話を伺いました。子どもたちが口にする給食が、安全性を考慮したうえで丁寧に心を込めて作られていることを実感しました。調理員の皆様、栄養士の先、いつもありがとうございます! 尚、本誌は個人情報保護に留意した誌面作りを心がけておりますが、各ご家庭におきましても、取り扱いに十分ご注意いただきますようお願いいたします。

編集後記を書くときのポイント

一文は短く

一文は短くしたほうが読みやすい文章になります。長くても50字程度でおさめるといいでしょう。

漢字の使い過ぎに注意

漢字の多すぎる文章は堅苦しい印象になります。漢字は適度に使いましょう。
例えば、広報誌や編集後記でよく使う以下の表現は、できるだけ「〇」の表記を使用したほうが読みやすくなります。

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ありがとうございました有難う御座いました
よろしくお願いいたします宜しくお願い致します
できる出来る ※1
ご協力御協力
お(ご)~いただく、~ていただくお(ご)~頂く、~て頂く ※2

※1「よい出来」のような名詞のときは「出来」を使います。
※2 お(ご)~いただくのような補助動詞のときは「いただく」、「お茶を頂く」「許可を頂く」のような謙譲語のときは「頂く」と表記します。

最後に

これまで編集後記の書き方とコツを散々述べてきましたが、本来は自由に書いていいものです。あまり型にとらわれず、自分の思ったことや感じたことを書きしょう。編集後記を書くに当たって、文章のうまいヘタは重要ではありません。文章を書くのが苦手でも大丈夫。ぜひ自分らしい編集後記に仕上げてください。

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