トミカビルは1歳から楽しめる

タカラトミーの「スーパーオートトミカビル」(以下、トミカビル)は、トミカ遊びがいっそう楽しくなる大人気のおもちゃです。

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4階立てのビルになっており、シースルーのスパイラルエレベータを上ったトミカが、ぐるぐる回って下りていきます。1階に2台、2階から4階に15台、合わせて17台のトミカが駐車できます。

メーカーによると、対象年齢は3歳以上とのこと。しかし、実際遊んでみると1歳以上であればかなり遊べるのです。いや、むしろ1歳、2歳のほうが夢中になるかもしれません。

なぜトミカビルは小さな子をひきつけるのか。その理由を考えてみます。


理由その1 ぐるぐる回る

メリー、ボールやビー玉を転がすスロープトイをはじめ、赤ちゃん向けのおもちゃにはぐるぐる回るタイプのものがいくつもあります。それだけではありません。赤ちゃんがミニカーよりもタイヤのほうに興味を持つことがありませんか。大人がコマを回してあげるとじーっと見ていることはありませんか。そう、赤ちゃんは回転するものが大好きなのです。

では、トミカビルはどうでしょう。トミカがスパイラルエレベータをぐるぐる回って上り、カーブロードをぐるぐる回って下りていきます。つまり、赤ちゃんの好きな「ぐるぐる」が2度楽しめるわけです。

なお、スパイラルエレベータは自動でも手動でも動かすことができます。1歳半ごろになると、赤いヘリポートのくぼみに指を入れて、自分でぐるぐる回すことができるようになります。
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理由その2 ボタン・スイッチがついている

子どもって電気のスイッチやバスの降車ボタンを押すのが大好きですよね。トミカビルにも、ボタン・スイッチがあります。

1階の駐車場にあるシューターボタン。押すと車が飛び出します。
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ガソリンの給油ボタン。近くには、スパイラルエレベータの自動と手動を切り替えるスイッチもあります。
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理由その3 高さがちょうどいい

トミカビルを床に置き、その前に1歳の子どもがすわると、目線の先に4階部分がきます。4・5歳以上だと、少し背中を丸めて遊ぶ感じになります。1歳の子どもと遊ぶなら、エレベータを使わずに、カーブロードに車を置いて走らせるだけでも十分楽しいです。

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理由その4 組立不要

トミカビルは、一度組み立てればOK。床に置いておけば、子どもが遊びたいときにすぐ遊ぶことができます。もちろん、親子で一緒に遊ぶのが基本です。スパイラルエレベータに指を挟むなどの危険があるので、1歳の子を一人で遊ばせるのはやめましょう。

購入時の注意点

トミカビルには、トミカが付属していません。まだトミカをお持ちでない場合は、購入しましょう。通常サイズの四輪であればたいてい走りますが、セダンなら確実です。タカラトミーのHPには、幅が広い車、重心が高い車、連結部分のある車、重量が軽く偏りのある車、クレーンなどのある車は走れないと書かれていますが、下のようなちょっと変わったトミカでも走れます。
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トミカ以外のミニカーも走れます。例えば、ダイソーで買ったミニカー(左)、Hot Wheels(左から2番目)、クロネコポイントをためるともらえるクロネコヤマトのミニカー(右)など。ただし、sikuは走れません。

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1歳のお子さまが車好きだったら、お誕生日やクリスマスのプレゼントに、トミカビルを検討してみてくださいね。4~5歳くらいまで長く遊べますよ。

 

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