東京スカイツリーの絵本

By | 2016年12月5日

人間が造るものの中で、最も巨大で、神秘的なもの。それは建物ではないでしょうか。

日本一高い建物はといえば、634mの東京スカイツリー(以下、スカイツリー)。スカイツリーに関する書籍はたくさん出版されていて、中には絵本もあります。今回は、一姫と二太郎がお気に入りの2冊をピックアップしました。
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『しごとば 東京スカイツリー』

『しごとば 東京スカイツリー』鈴木のりたけ ブロンズ新社

さまざまな職業を図解する「しごとば」シリーズの第5弾。

スカイツリーの設計から完成までに関わった人の職業を取り上げて、スカイツリーの全貌に迫ります。

設計士、鉄工員、溶接工、クレーンオペレーター、照明コンサルタント、エレベーター工をはじめ、実にたくさんの人々がスカイツリーを造り上げたことがよくわかります。各仕事ぶりをイラスト付きで丁寧に説明してくれますので、なじみのない職業でもどういうことをしているかをしっかりイメージできるのは、ほかの「しごとば」シリーズと共通している点です。1人の力は限られていても、みんなで力を合わせれば世界に誇る仕事ができるということが伝わってきます。

スカイツリーが完成できたのは、建設に携わった人の力だけではありません。周りの人々の支えがあってこそです。銭湯の主人、蕎麦屋のおかみさん、人力車の俥夫など、地元を盛り上げる人たちにも焦点を当てているところが粋です。

鈴木のりたけさんの世界や「しごとば」シリーズが好きな方、巨大建造物に携わる仕事を知りたいというお子さまには、特にオススメです。

『図解絵本 東京スカイツリー』

『図解絵本 東京スカイツリー』モリナガ・ヨウ作・絵 ポプラ社

「なぜスカイツリーを建てたの?」「どうやって建てたの?」「地震が起きても大丈夫?」・・・スカイツリーについて知りたいことを網羅した1冊。これを読めばスカイツリーのことがすべてわかるのではないかというくらい圧倒的な情報量です。

「しごとば」と同様、設計から完成までのプロセスをメインに取り上げています。工事の工程が緻密なイラストで詳しく紹介されているので、少々難しいところも理解できるようになっています。スカイツリーを構成する鉄骨やツリーの内部について深く知ることができ、実際に現場を取材したからこその情報が盛りだくさんです。

子供向けの絵本ではありますが、大人が読んでも感心させられます。親子でいっしょに読みたい絵本です。スカイツリーの建設や構造に興味があるお子さまは、こちらのほうが楽しめます。

2冊とも、東京スカイツリー公認本ということで、お墨付きをもらっています。東京スカイツリーを訪れる前に読んでおくと、行ったときにより楽しめます。もちろん行く予定がなくても、十分面白い絵本です。どちらも、スカイツリーの全貌を描いた観音折りのページが終わりについています。本を読んだうえで、最後に大迫力のイラストを見ると、スカイツリーに行ったような気分になりますよ。

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