今回は、1歳の三之助が0歳のときから読んでいる本をご紹介します。
「ぴよちゃんシリーズ」の傑作
「ぴよちゃんと さわって あそぼ!『めくって ばあ!』」
いりやまさとし作
「ぴよちゃんと さわって あそぼ!『めくって ばあ!』」
学研教育出版
いりやまさとしさんの「ぴよちゃんシリーズ」の中でも三之助が大好きなのが、この絵本。フエルトをめくると動物が顔を出すしかけ絵本です。
赤ちゃんは「いないいないばあ」と「めくること」が大好き。『めくって ばあ!』なら、この2つができます。
この絵本に出合ったのは、現在小学生の一姫が生まれたとき。家に何冊かあった赤ちゃん向けの絵本の中で、この本がダントツのお気に入りでした。二太郎が赤ちゃんのころも、この絵本が大好きでした。そして今は、1歳の三之助が一番好きな絵本です。
この絵本を見ると、手足をバタバタさせて喜びます。
8か月のころは、わたしが文章を読みながら、いっしょにフエルトをめくっていました。1歳を過ぎたいまは、自分でどんどんめくっています。
赤ちゃんは「知っているもの」に安心と喜びを感じます。お母さん、自分の家、いつも遊んでいるおもちゃ……。絵本も同じだと思います。
だから、赤ちゃんにはいろいろな絵本を読むのではなく、大好きな1冊をくりかえし読むようにしています。
三之助とわたしは、『めくって ばあ!』ほぼ毎日読んでいます。
でも、ちっとも飽きません。毎回大笑いです。初めての絵本としても、おすすめです。
0歳から楽しめる絵本
『はいチーズ!』
『はいチーズ!』
きしらまゆこ 作・絵
フレーベル館
さるのカメラマンが動物たちを撮影します。象のような大きな動物から、犬や猫のような身近な動物まで、いろいろな動物が登場します。そして、最後にはうれしい仕掛けが。赤ちゃんが大喜びする仕掛けです。このおかげで、赤ちゃんが動物たちと一緒に写真に写ることができるのです。
『ぴょーん』
『ぴょーん』
まつおかたつひで著
ポプラ社
かえるやバッタなどのいろいろな生き物がが「ぴょーん」と飛びます。三之助が0歳のときは「ぴょーん」と読むときに、高い高いしたり、両腕を挙げてあげました。1歳になったいまは、いっしょに飛ぶまねをしています。体を動かしながら読める楽しい絵本です。
『I Like It When...』
『I Like It When...』
Mary Murphy
英語の絵本です。ペンギンの親子が「あれが好き」「これが好き」というお話です。「I Like It When」というフレーズが繰り返し出てきます。というより、最後のページを除いて、「I Like It When」しか出てきません。
でもそれがいいのです。
赤、黄、青、緑、白、黒のはっきりしたイラストも魅力的。三之助はこのイラストが大好きです。イラストを見せると声を出して笑います。